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RuleWatcher®を活用したルールトレンド・インテリジェンスレポート発刊

発行日:2023年11月

執筆者:KOBAYASHI, Masamichi


レポート概要:毎年冬の時期、気候変動問題に関する国際的な政策合意形成・交渉の場として気候変動枠組み条約締約国会議(UNFCCC COP)が開催されます。本年はUAE(アラブ首長国連邦、ドバイ)にて11月30日から12月12日までの予定です。


1990年代から国際政治上の大きな課題となった気候変動問題ですが、2015年のパリ協定以後は問題の解決に向けた具体的な取り組みに関する交渉が継続されています。しかしその前提となる国際的な問題意識はいかにして醸成され、これまでに何が決まり、今後はどのように議論が進んでいくのでしょうか。


また、気候変動に関する政策は複数国間での合意形成においても重要課題になっています。本年は日本でG7会合が開催され、気候・エネルギー・環境に関しても議論が交わされました。主要国の大臣は、何を今課題として認識しているのでしょうか。




今回は、気候変動問題に関する国際交渉が始まった経緯から、これまでの合意を改めて振り返り、「気候交渉の現在地」を明らかにすることを試みました。加えて、G7気候・エネルギー・環境大臣会合のコミュニケ文書の分析、COP28の事前会合(SB58)の成果の確認、RuleWatcher®を活用したCOP28関連ルールトレンドの把握に挑戦しています。


調査では「気候交渉」に関する新たな認識、参加国の「同床異夢」状態を示すいくつかの成果を得ました。レポートの示した要点に着目し、交渉の行方を確認してみませんか? 是非本文をご覧ください。




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