
こんな声、聞こえていませんか?
「挑戦するヤツがいない」
「その場をうまくかわすのは得意でも、先を読んで動けない」
「意外な発想が出てこない。正解を探すことしかしていない」
それは個人の資質の問題ではありません。
「未来を自分の頭で考える」訓練を、誰もしてこなかっただけなのです。
未来を読み解く5つの視点
RESET分析®は、ルール、自然環境、社会、経済価値、技術の5つの要素を見直すことで、未来を見据えた経営や企画、活動を考えるためのTICオリジナルの手法です。
Rule|ルール
5つの要素の中で、最後に考えるステップです。近未来に出現しそうな国内外の政策・規制・条約、そして社会規範の変化を対象にします。
自然環境・社会・経済的価値・技術の仮説が立った段階で、それらに関連する規制の動向を予測し、どんなルールがトリガーになるかを考えておく。法律だけでなく、社会規範という「ソフトロー」も視野に入れることで、確報になる前に動き始めることができます。
Environment|自然環境
近未来に起きうる自然環境の変化を対象にします。
これから進んでいく気候変動や生態系劣化などを見当に入れ、自社のサービスや製品にどんな影響がありそうかを思考する。自然環境の変化はすべての人間活動の前提条件であり、PESTには含まれないこの視点こそが、見落とされがちなリスクと機会を浮かび上がらせます。
Social|社会
地域社会・文化・暮らし(働き方・学び方・生き方)における価値観の変化を対象にします。
社会の空気の変化を観察し、また自然環境の変化を予測する中で、今後人々はどんな暮らし方・生き方をするのかを思考する。それが自社の製品やサービスにどう影響するかを考えることで、数字に表れる前の兆候を先に掴めるようになります。
Economic Value|経済的価値
経済価値を失いそうなもの・経済価値が上がりそうなモノ・コトを対象にします。
予測した社会の変化から、「何が陳腐化し、何が台頭・復権するか」を仮説として持っておく。数字として表れる市場の変化を後追いするのではなく、「価値そのもの」の移動を捉えることで、投資や撤退の判断もしやすくなります。
Technology|技術
注目される新しい技術、そして見直される古い技術を対象にします。
新技術の動向を調べ、「この技術が普及したら、業界の構造はどう変わるか」を仮説として持っておく。また、自然環境・社会・経済的価値の変化から、「見直される古い技術」は何かを見据えることで、意外な競争優位や事業機会を発見できます。さらに「それらの技術が普及するとしたら、人々の暮らしや経済的価値はどう変わるか」という視点を持つことで、思考が次のサイクルへとつながっていきます。
RESET分析は、ホライゾン・スキャニング(horizon scanning:将来において社会に大きな影響をもたらしうる兆候を捉え、潜在的なリスクや可能性を把握する活動)にもご活用いただけます。
PEST/PESTEL分析だけでは、見えないものがある。

RESET分析で何が変わるか
仮説を持って世界を見ると、日々のニュースの引っかかり方が変わります。情報の背景を掘るクセがつき、諸要素のつながりが見えてきます。
「ニュースの見え方が全然違った。」
「もっと早く知っておきたかった。」
これは経営者だけの声ではありません。受講した社員から、自然に出てくる言葉です。
Horizon Scanning ホライゾン・スキャニングとは
RESET分析はホライゾン・スキャニングにも活用していただけます。
ホライゾン・スキャニングは、20世紀後半から21世紀初頭にかけて、未来研究や政策立案の分野で発展した手法 で、英国政府のUK Foresight Programmeや、EU、国際連合などの機関が採用したことで、広く認知されるようになりました。
ホライゾン・スキャニングの要となるのは、現時点ではまだ明確なトレンドとして認識されていない微弱な兆候を捉えること。将来的に大きな変化をもたらす可能性を予測するために、テクノロジーや、社会、環境、ビジネス、経済といった領域において、まだ一部の専門家や先進的な分野でしか議論されていない兆しを見つけることが重要です。
RESET分析(ルール、自然環境、社会、経済価値、技術の5つの視点)を活用することで、これらの兆候をより体系的に整理し、発見する ことが可能になり、ホライゾンスキャニングの目的である 「リスクの早期発見」「新たな機会の探索」「戦略的意思決定」 に貢献できます。

RuleWatcherは、科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)の、ホライゾンスキャニングに役立てられているウェブツールです。
RuleWatcherについては、こちらをご覧ください。



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