X-Bridgeワークショップガイド
X-Bridgeワークショップをどなたでも自由に開催いただけるよう、教材やツールの使い方、関連知識などについて解説します。
X-Bridgeとは
X-Bridge(クロスブリッジ)とは、洪水で流れるかも知れない橋を予測し、気候変動適応に繋げるプロジェクトです。X-Bridgeワークショップには誰でも参加でき、GISやハザードマップについて学び、実際に使ってみることで、身近な橋梁の流失リスクを可視化します。ワークショップが広く開催されデータがより多く集まれば、洪水発生時の対策をより広く細かく検討できるようになります。
使用ツール
ワークショップでは「全国Q地図」というツールを用います。ブラウザで動作するためダウンロードは不要です。スマートフォンやタブレットでも動作しますが、パソコンで操作いただくのが使いやすいと思います。対面で開催する場合は参加者1人につき1台ご用意いただくことを推奨します。
・全国Q地図 ※操作方法は教材に記載
ワークショップ用教材
ワークショップでの投影資料は公開されており、各スライドで話す内容はPowerPoint内のノートに記載してあります(もちろん話しやすいよう変更いただいて構いません)。時間配分は50分での例ですが、これが最低限の時間となります。出来れば倍の100分にし、同じ割合で配分することを推奨します。特に実際の操作やディスカッションに多くの時間を割くのが良いかと思います。もちろん、目的や参加者に合わせて構成を変更いただいても問題ありません。
・投影資料(PDF) ・投影資料(PowerPoint)
用語集
ワークショップの開催に当たって、以下の用語について学習しておくことを推奨します。各用語が解説されているWebサイトを掲載しておきます。
・気候変動…気象庁「気候変動」
・気候変動適応…国立環境研究所 気候変動適応情報プラットフォーム「気候変動と適応」
・ハザードマップ…国土地理院「ハザードマップ」
・GIS(Geographic Information System:地理情報システム)…国土地理院「GISとは…」
・オープンデータ…Wikipedia「オープンデータ」
・シチズンサイエンス…Wikipedia「市民科学」
これまでの主な取り組み
これまでのワークショップ開催実績、イベントでの発表・受賞履歴です。また、このプロジェクトは神戸情報大学院大学及び中部大学のデジタルアースプロジェクトの助成を受けて実施しています。
・2022年9月27日 ワークショップ@兵庫県立龍野高校
・2023年3月11日 [アーバンデータチャレンジ2022ファイナル]銀賞・土木学会インフラデータチャレンジ賞ダブル受賞
・2023年4月~2024年3月 防災教育チャレンジプラン
・2023年6月26日~27日 ワークショップ@関西学院千里国際高等部
・2023年8月9日 ワークショップ@兵庫県立御影高校
・2023年9月14日~15日 土木学会全国大会
お問い合わせ
ワークショップはご自分で開催いただくことが最も勉強になり良いと思いますが、私たちプロジェクトグループが開催したり支援したりすることも可能です。ご質問などについても、ございましたら以下連絡先にお送りいただければと思います。
また、ワークショップがより開催しやすくなるよう、参加者で一緒に色々な地域の橋を実際にマッピングする「もくもく会」を行ないます(2024年3月開始、第1火曜日21時半~22時半を予定、開催頻度は検討中)。Facebookページ・Peatixで案内いたしますので、ご興味ある方は是非ご参加ください。
<X-Bridgeプロジェクトグループ>
・メールアドレス:x-bridge@osintech.net
・Facebookページ
Special Thanks
この取り組みは、神戸情報大学院大学及び中部大学のデジタルアースプロジェクトの助成を受け実施しています。
2023年度は防災教育チャレンジプランにも参加し支援をいただいています。